少々雑な広島旅行記(2

さて、2日目は広島市内観光です。

 

朝イチでもう一度温泉に入りました。

 

相変わらず他のお客さんはいなかったのでひっそり写真を撮る。

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大浴場から海が見えるのです。ついでに車も通るのでちょっと注意。

 

朝ごはんも変わらず美味しく、広島ではよく売っているらしい「牡蠣醤油」なるもので卵かけご飯をいただきました。

 

 

1日乗り放題500円の観光バスチケットを購入して最初に向かうのは広島城

 

大きな都市は大抵バスや電車で観光地をまわれるので便利ですね。

 

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豊臣秀吉くらいの時代に建てられた本物はやはり原爆で倒壊してしまったそうで、こちらは同じ敷地内に改めて作られた木造建築の広島城

 

中は小さな博物館のようになっています。

 

 

次に原爆ドーム近くのおりづるタワーで少し休憩。

 

1階の握手カフェというところが気になってて、食べたかったもみじまんじゅうソフトを食べました。

 

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美味しい。

 


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あまりバシバシ写真撮るもんじゃないかな‥と思いつつ。

 

外殻だけが残った原爆ドームは、元々は広島県物産陳列館という建物だったそう。

 

概要文には、爆心地から約200メートル、ドームの中にいた人たちは全員死亡したと書かれていました。

 

 

それから原爆の子の像


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2歳で被爆し、11歳で白血病を発症。その後癌が色々なところへ転移し、12歳で亡くなったという佐々木禎子さんをモデルとした像です。

 

現代でも福島で原発事故が起きたことはまだまだ記憶に新しいし、無関係とは言えないな‥と思った。

 

 

その後は平和記念資料館へ。

 

むっっちゃヘビーでした。

 

途中で若干気分が悪くなるくらい‥。

 

でも、原爆の資料館なのだからそのくらいの過激さがあって良いと思う。

 

近年はだしのゲンが禁書扱いを受けたり、被爆者像を模した蝋人形が撤去される等のニュースがあったけど、私は断固反対。

 

だから辛かったけど、最後までじっくり見ました(K氏は残酷な写真がダメだったみたいで先に行ってしまった)。

 

確かに全身に火傷を負った人や、浴びた放射線が致死量に達していた人たちの皮膚に浮かび上がった死の斑点の写真を見るのはしんどいけれど、一生に一度は絶対に見るべきものだなと思う。

 

そのくらいインパクトがありました。

 

 

そして私はやっぱりお世話になっている神父様のことを思い出していた。

 

あの人は74年前にこの地獄を見ているのか‥と。

 

こんな地獄を見たら、それは当然人生のコアが戦争になってしまっても仕方ないと思うのです。

 

だってこれ以上に衝撃的な出来事なんて起こるはずがないんだから。

 

その中を生き延びて、70年の時を経て私に色々な大切なことを教えてくださったことは本当に有り難いことなんだなと改めて思った。

 

あの人の言っていた言葉を一生覚えていたい。

 

 

さて、資料館がヘビーだったのでこの後我々は普通にお昼ごはんを食べられるのか!?

 

と、些か疑問を覚えながらもK氏が楽しみにしていた広島風お好み焼きを食べにお好み焼き村へ。


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めっっっっっちゃ美味しかった。

 

また牡蠣の鉄板焼も食べてしまった。

 

めっっっっっちゃ美味しかった。

 

そばが入ってるのがまたいいよねえ。

 

 

そして最後に平和記念聖堂へ。


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お好み焼き村の近くにあるので歩いていきました。

 

とても立派な教会でした。

 

私はこういう時を機会に地道にK氏を教会に連れて行ってます(笑)

 

御聖体はメインのお御堂とは別の場所に安置されていたので、改めて御聖体とは?という説明をしてあげられたのが良かったかな。

 

こういうのに(例えあまり関心がなかったとしたも)嫌な顔せずに付き合ってくれるのはありがたいです。

 

 

そして広島駅に戻り、お土産をたらふく買って飛行機に乗り込み、東京へ帰って参りました。

 

なかなか疲れたけど、良い思い出となりました。

少々雑な広島旅行記(1

広島から帰還しました。

 

いやー暑かった‥‥。

 

台風が去った後の猛暑東京で引っ越し作業をし、そのまま東京より暑い広島旅行に行って、帰ってきたら21℃とかで寒いし。

 

で、また今日は夏日という。

 

とにかく暑い長期休暇でした‥別に8月に休み取ってた時と変わらなかったなあ。

 

 

広島旅行ですが、美味しく楽しい旅になりました。

 

1日目は宮島へ。

 

朝から何も食べずに行ったので着いた時からK氏が「あなご‥あなご‥」と呻くほどの空腹。

 

広島名物あなご飯!

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そして生宮島ビール!!(とても嬉しそうなK氏)

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あなご飯ほんっっとーに美味しかったです!!

ふわっふわで、鰻より油っぽくなくさっぱり食べられる。

 

お隣の大学生グループは牡蠣飯を食べていて、そちらもすごくそそられましたが夜ご飯に牡蠣を食べる予定だったので我慢‥。

大学生グループも私達のビールを見て「車運転した後の酒は美味いぜ‥(意:我慢しよう)」と呟いていたので笑った。

隣で飲んですまんかった。

 

宮島名物のあげもみしを食べてみたかったけどお腹いっぱいだったので断念。

 

 

ひと心地ついた後は、厳島神社へ。

 

道中鹿さんがおられました。


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きみ君いい顔してるねー。

 

そして親子の授乳シーンに出くわす。

うわー、うちの猫思い出しちゃう‥(´;ω;`)(兄猫は弟猫が子猫の頃に乳を吸われていたのだ。出ないけど)


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そして辿り着いた厳島神社

 


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まさかのーー。

 


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まさかのーーーー。

 

大メイン、鳥居絶賛工事中!!!


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ショックだよー(笑)でも海外の旅行の人たちの方がショックだろうなー。

致し方なし。

 


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本堂(と言うんですかね?)は普通に公開されていたのでよかった。

朱色が目に鮮やか。


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ぜひ満潮の厳島神社も見てみたかったのですが、満潮になるのは夜だそうです。

 

時期によっては昼間に潮が満ちる時もあるのかなあ。

 

 

厳島神社を後にして、旅館に向かいます。

彼と旅行する時は、大抵温泉がある宿に泊まります。二人とも温泉好きなのだ♨

 

今回泊まった宿は露天がわりと有名で、宿泊客が少なかったのか朝・夜ともに一人で温泉を楽しめたので良かった。

 

そして夜ご飯!!!

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正直言って普通のリーズナブルな旅館だと思ってそんなに期待してなかったのに美味しかった‥。

 

写真は前菜なのですが、量が上品で味も良いのでお腹いっぱいになりがちなコース料理でもちゃんと完食できそう。

 

ただし、今回は牡蠣もついてくるコースを選択していたのでこんなことに(爆)


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この中のひと粒をもらえるのかと思ってたら、全部でした。

 

そのため私は今回も完食ならず。

 

代わりにこういう時のK氏の胃袋はブラックホールなので彼が全て食べきってくれます。助かるわ。

 

そんな感じで1日目が終了しました。

 

そして引っ越しが完了した

台風15号の猛威は大変なものでしたね。

 

被災地の方々は無事でしたでしょうか‥。

 

物資が不足しているところもあるようなので、内閣改造の報道も程々にしてマスコミにはちゃんと被害状況の報道をして欲しいです。切実に。

 

 

そして、台風が直撃するまさにその日が引越し日だったわけですが!

 

一応夜のうちに通り過ぎていったようなんだけど、朝になって外に出てみたら木の枝やら枯れ葉やらが玄関の前にたんまり溜まっていてびっくり。

 

何より困ったのは午前中は交通機関が麻痺状態だったことね。

 

引越し時間がまるかぶりだったのですよ。

 

彼の方が先に荷運びだったので新居への移動も急がなければならなかったんだけど、もはや電車に乗れる気がしなかった(激混み)のでタクったそうです。

 

私も本来30分程度で到着する距離を1時間かけて新居へ行きました。

 

その上とにかく暑かったので容赦なく体力を奪われるし‥踏んだり蹴ったり!

 

 

2日間かけて荷運びと退去手続き、転居手続き等を済ませて、今日はこれから家具を見に行きます。

 

そして明日から広島旅行に行きます。

 

やっぱりスケジュール詰め込みすぎたかなあ(*_*;

 

お金はかかるけど、なかなか長期休暇はとれないし、これから居心地の良い部屋造りをしていくのは楽しみ。

 

一人の時は料理しても自己満足で終わってしまっていたけど(いやそれでも満足だったけど)これからは一緒に食べてくれる人がいると思うと嬉しい。

 

二人の方が食材の幅も広がると思うんですよね。

 

今まではやっぱり一人で使いきれるように長持ちする食材ばっかり選んでたので‥。

 

これからは、旬の食べ物をたくさん食べて、楽しい食卓を作っていきたいです。

 

んで、洗濯は洗濯魔のヤツにまるっと任せたろうと思ってます。

 

まだまだ忙しいぞっと。

 

 

※近所で見つけたいい〜店。
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毛のはなし

急に何、って思うと思いますが体毛の話をば。

 

私の体毛はたぶん女性の中では中の下くらいの濃さだと思うんですけど、最近は早くも毛根が死滅してきたのか足や腕にはほとんど毛が生えてこなくなった。

 

脇は、最近は医療脱毛もすごく安いので数年前にやってみたらほとんど気にならなくなった。

 

それなのに時々指に産毛が生えてくることに密かにイラッとしている。1番目立つところやんけ。

 

 

今回したかったのは私の毛の話じゃなくて、父の毛の話なのでここで軌道修正。

 

うちの父、ムダ毛めっっちゃ薄いんです(しかも色白)。

 

脛毛も薄いし、腕に至っては無毛。

 

これって珍しいらしくて、健康診断で採血する時に女医さん(おば様)に「‥ちょっと待ってください!!男性でこんなに綺麗な腕初めてえ!!」と言って二度見されたそうです。

 

 

自分の父なのでそんなに気にしたことなかったし、他の男性の体毛をじっくり観察したことがなかったので気づかなかったけど、確かにK氏の腕や足見てるとしっかりしとるなー(毛が)と思ってしまう。

 

でも、たぶんこれが標準なんだろうな‥とか人知れず思っている。

 

 

あとさり気なくチェックしてるのは、K氏の頭の毛がまだまだ大丈夫かどうか(笑)

 

頭髪もしっかりしてるしお父さんも禿げてないので大丈夫だと思うけど、いや別に禿げが特別嫌だとかでもないんだけど、やっぱり若禿げは可哀想だなあと思うわけで。

 

今年度から入社した新卒くん(25歳♂)の頭が既にキている感じを見て私が不安になったり、同級生が既に禿げかけてたりすると軽くショックを受けるのでね、きっと身近なK氏の頭が薄くなったら私はすぐに気づくと思うのです。

 

禿げ禿げ書きすぎてゲシュタルト崩壊

 

まあ今のところ大丈夫そうなのですけど、何が言いたかったのかと言うと、父の数少ない綺麗なところ(肌)を他所のおば様が褒めてくれて、しかもかなーり感激されていた‥という話が個人的に面白かったのでここにしたためたかっただけなのでした。

 

【漂流教室】楳図先生は妖精(2

abomi344.hatenablog.com

前回からのつづきです。


好きなシーンセレクト 2

3.「ただいま」ってなんて良い言葉なんだろう

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このシーン・・・泣いちゃいます。(勝手ながらツイートを引用させていただきました)

突然人類が死滅した未来にタイムスリップしてサバイバルを余儀なくされた幼い子供達が、いつも何げなく言っていた言葉である「ただいま」

ただいまー!って言って帰れる家があるって凄く幸せなことなんだなと。

この時から、子供達の間では「ただいま」が合い言葉になるのでした。


しかも、「ただいま」は楳図先生にとっては漂流教室の裏テーマであり、もしかしたらこれがタイトルになるかもしれなかったという逸話もある。

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絶対に帰れないけれどいつか家に帰ることを夢見る子供達にとっては両極にあるような言葉をタイトルに使おうとしていたなんて、どう思えば良いのやら・・・(涙)


4.大好きな大友くん(※ネタバレあり)

主人公である翔ちゃんのライバル的存在ですね。

クラス委員長である彼はガキ大将の翔ちゃんに比べれば成績も優秀ですが、人望は翔ちゃんの方があるようで翔ちゃんが総理大臣になる側ら大友くんは厚生大臣に任命されます。

タイプの違う彼らですが、2人とも皆を引っ張っていけるだけの強いリーダーシップを持ち合わせています。


しかしサバイバル生活を続けて行くに連れて彼ら2人の意見が対立し、小学校は高松派と大友派の2つの派閥に別れてしまいます。

一貫して「強い者が弱い者を助け、皆が協力して生き延びるべきだ」という主張をする翔ちゃんに対し、大友くんはそんな綺麗事を言ってられないくらい自分達は追い込まれている(この時点で子供達は飢え始めています)、一人一人が生き延びるのに精一杯なのだから自分のことは自分で面倒をみるべきだという旨の主張をします。

昨今支持されがちな「自己責任論」ですから、現実にも自分は大友くん派だ!という人が多いのかもしれません。

でも、そんなことを言ったら「自分の面倒をみられない小さな1年生達はどうなるの?!(by咲っぺ)」という話なんです。

現実社会にも、一人ではどうしても生きていくのが難しい人たちがいますよね。

大和小学校はさながら社会の縮図のようです。


少し話が逸れました。

私が大友くんが大好きな理由は、彼が登場人物の中で最も人間らしいからです。

人間の弱さ汚さを収縮したような面を見せるのだけど、土壇場で正しい選択をすることができたことが、彼の最大の魅力だと思います。


物語の終盤で、大友派の子供達が「未来に来てしまったのは高松(※翔ちゃん)のせいだ!」という根も葉もない噂を流し、翔ちゃんが支持を失ってしまう事件が起こるのですね。

でも実は、皆が未来に来てしまったきっかけを作ったのは大友くんだったのです。

大友くんはずっとそれを黙っていて、彼自身も「高松のせいでこんなところに来てしまったのだ!」と翔ちゃんを責め抜き、殺害する寸前のところまで追い詰めるのだけど、直前で踏みとどまります。


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これな。


一緒に読んだことのあるうちの姉なんかは、「最後の最後に白状してゆるしてくれー!!ってクズやん(虫が良すぎるでしょ)」と言っていたけど、白状したら殺されるかもしれない状況で正直になり翔ちゃんを助けたのは立派なことではないでしょうか。

そしてそれを許した翔ちゃんもスゴい。子供はスゴい。


大友くんは、未来に来る前から優等生を演じる生活に厭気がさしていて、自殺をしようかと考えるほど追い詰められていました。

そこで腹癒せに学校にダイナマイトをしかけて爆発事故を起こしてやろうと考えていたのです。

また、大友くんは元々劣等生の翔ちゃんの方が皆の人気者であることにジェラシーを抱いていて、さらに作中のヒロインである咲っぺに片思いをしていました(しかし咲っぺは翔ちゃんが好き)。

自分が欲しいものを全て持っているように見えた翔ちゃんが嫉ましかったのですね・・。

なんともいじらしいじゃないですか!!!!


私は、漂流教室に限らずこういうキャラが堪らなく好きなんですねー。

彼らは彼らで物事に対してすごく真剣で努力家で、でもなんだか上手くいかないことばっかりだから、報われないことに絶望しているだけなんです。

でもそういう人が立ち直ったら、本当に強い。

この性癖(?)をわかってくれる人、いないかなーー。


帰れなかった子供達

物語のラストとしては、結局大和小学校の子供達はとうとう現代に帰ることができませんでした。

子供の頃は「バッドエンドかよ・・・」と思っていたのだけど、大人になって読み返してみると、いやいやこれは最も好ましいラストであったと改めて思いました。

彼らは未来でなんとか生きていける足がかりを見つけたことで、最後の最後に現代の家に帰ることを諦めます。

もっと言うと、現実的に全員が過去に戻ることは難しいと悟った彼らは、「希望を持って今を生きていくこと」を決断するのです。

それは正しい選択だったと思います。

まあ一人だけ過去に戻る子供もいるのですけど、これは未来のための布石と言いますか。

ともあれ、これだけ完成度の高い漫画はなかなか無いと思うので、是非多くの人に読んで欲しいと思う限りです。


楳図先生は妖精

おまけですけど、吉祥寺(まことちゃんハウスがある)に行くと楳図先生があの赤白ボーダーを着て歩いているところに遭遇することがあるそうです。

でもファンの間では、「楳図先生は妖精なので見かけても声をかけてはならない」と言われているそうで、私も吉祥に行く時はもし先生を見かけることがあっても物陰から見つめるだけで留めようと思っています(ただし、せめてもの自己主張として吉祥寺に行く時は私も赤白ボーダーを着るというマイルールを設けている)。


さらに楳図先生は、昨年フランスのアングレーム漫画祭で「遺産賞」というものを受賞しています。

遺産として永久に残すべき作品と認められた漫画に与えられるものだそうで、楳図先生は「わたしは真悟」という作品で受賞しました。

日本では、水木しげるの「総員玉砕せよ!」と上村一夫の「離婚倶楽部」に続き3人目の受賞者となるそうです。

スゴー。

わたしは真悟」もホラー要素はなくてSF感たっぷりな作品となっておりすごく面白いので是非読んでみて欲しい!


では、唐突に終わります。

【漂流教室】楳図先生は妖精(1


はい、たまには漫画のレビューを!

私は漫画も一通り有名どころは読んでいると思うのですが、父の影響でわりと古い漫画も読むことが多く、その中でも大好きな作品として"漂流教室"があります。

子供の頃はこの絵柄が怖くて(ストーリーも怖いが)姉と一緒に一生懸命本棚の奥に押し込めていたのですが、中学生になった頃に再読し「これすごい!」となりました。


あらすじは以下の通り(wikiより引用)

高松翔は、大和小学校の6年生。ある日、翔は母親とケンカをしたまま学校に行き、授業中に激しい地震に襲われる。揺れはすぐに収まったが、学校の外は岩と砂漠だけの荒れ果てた大地に変貌していた。突然の出来事に皆パニックに陥り、教師たちは全員亡くなってしまう。やがて荒廃した世界の正体が、文明の崩壊によって滅んだ未来の世界だと知った子供達は互いに協力し、大和小学校を拠点とした「国」を築くことを決意する。


要するに、未来へトリップした小学生たちが繰り広げるサバイバル漫画です。

昨今色んなタイプのサバイバル漫画が描かれているけれども、私は楳図先生がその先駆者の一人だったんではないかと思います。

そのくらい、サバイバル漫画としての基本要素のすべてが組み込まれているのではないかと。


荒れ狂う大人たちよ・・・(笑)

物語の始まりは、大和小学校を襲った突然の大地震

この地震の影響によって、小学校が丸ごと未来に飛ばされてしまったのでした。

そしてあらすじにあるように、現実を受け止めきれない大人達が乱れる乱れる(笑)


結局大人のうち生き残ったのは関谷という給食のオッサンのみ。

このオッサン、給食を配達し来たタイミングで地震に遭うという捲きこみ事故を喰らった可哀想なヤツなんだけど、こいつが最後の最後まで本っ当に厄介で。

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※まさにコレ(ニャーゴじゃねえよ!爆笑)


序盤では、配達した給食を「この食料は全部オレのもんだ!」と独り占めし、その上子供達が隠し持っていた食料を奪うため惨殺して回るという鬼畜っぷり。

仕舞いには腕力で敵わない子供達相手に独裁政治を始めます。

なんというか、土壇場に追い込まれた人間の利己的な部分が前面に押し出されたような人格で、こいつさえいなければ・・!と思うことが多い反面、狂言回し的な必要悪だったよなーと思う。


学校を治める子供達

関谷を撃退した子供達は、放り出された不毛の土地の中でどこかに文明が残っていないかどうかを探し始めます。

そして朽ち果てた廃墟を見てまわるうちに、自分達がどうやら未来へ飛ばされて来てしまったことを悟るのでした。


現実を受け入れた子供達は次に、“学校を拠点として国を作り、統率された生活を構築する”ことを目指します。

民主主義国家に則り、総理大臣を始めとした担当大臣を全校生徒の投票で任命。

大臣の任に就いた子供達は、生きるために必要なそれぞれの分野を司り、その責務を全うしていきます。


小学生がそんなことできるのか?って思われるかもしれないけれど、社会の仕組みは小学6年生にもなれば習っているわけだし、子供達は学校で教わったことを生きる術として即実践しているだけなんですよね。

作中でも、「何故毎日学校で勉強なんかしなきゃならないんだろう」「こんなこと習って将来役に立つのかな」とずっと思っていたけど、きっと僕たちが勉強してきたのはこの時のためだったんだ!と子供達が言い合うシーンがあります。

逞しいです。おばちゃん泣いちゃう・・・。


好きなシーンセレクト

書こうと思えば延々と書き続けられてしまいそうなので、とりあえず好きなシーンをピックアップして紹介。


1.防衛大臣の池垣くん

大和小学校を襲った巨大怪虫事件。

ここで特筆すべきは、防衛大臣として自ら前線に立ち怪虫と戦った池垣くんでしょう。

池垣くんは少数精鋭の仲間だけ連れて防火シャッターを下ろし、皆を逃がした後に怪虫に立ち向かっていきます。


特攻を美化しようとは思わないけど、一緒に前線に残ろうとする翔ちゃんに「ここは防衛大臣である僕の役目だ!僕が命令する!」と言い切る池垣くんは本当にすごいと思う。

もちろん巨大怪虫に彼らが敵うはずがないのですが、池垣くんはリーダーとして最後まで戦い抜きました。

生き残った翔ちゃんが見つけた時には、池垣くんはボロ布のようにズタズタにされて死んでいました。

衝撃的なシーンだけれど、胸に残ります。

ちなみに楳図先生は池垣くんがお気に入りだったようで、後に彼の容貌はそのままグワシのまことちゃんに引き継がれています。


2.未来人類の起源

次に、学校の庭園に突如生えてきた未来植物を食べて異形の未来人類に子供達が変わってしまう事件が起こります。

この未来人類は、生態系が崩れた地球で人間の奇形児として産まれた赤子が祖先とされています。

蛙のような姿で、とてもじゃないけれど人間には見えない。

閲覧注意としか言いようがないので、巨大怪虫と共に検索はオススメできません。


大和小学校の子供達も彼らのことを始めはただの怪物だと思いますが、やがて高度な知能を持った未来人類であることを知ります。

その起源を、未来人類の集会を覗き見た翔ちゃん達が映像の記録を通して目の当たりにするのですが、そのシーンがなんとも秀逸で!(以下のブログで上手くまとめていらっしゃったので、引用させていただきました。青字はわかりやすいように私が実際の漫画の描写を追加してます)

漂流教室⑤ | ゆずういろ ~離れているからみえること~


ここにわれわれの祖先の誕生が明確に映し出されている。(8ミリフィルムらしきものを映しながら)

奇形魚の誕生。オニヒトデ大発生の記事。
母親がまたも嬰児殺し、の記事。そして土に中から掘り起こされた「奇形」の嬰児の姿。

ああ、これをみている人々の表情をみてもらいたい。
これはただのおどろきの表情だろうか。
もしやこのなかに、同じ経験を持つ人がいるのではないだろうか。


この後に続く風景は、彼らの心象風景を物語っている。(生花ではなく、3D映像の花をショーウィンドウに飾っている。子供がそれに触れようとすると消えてしまう。)
かれらのまやかしの文明は、急速に進んだ。しかしそれは自然をいかにうまくまねるかという文明だった。
真実とマネとが次第に入れ替わっていった・・・。

その極限にかれらの終末があった。
不治の病とされたガンもなおるようになった。
だがその代償は誰も払わなかった・・・。

雨だ・・・・。(雨が降る様子を撮影している)
こう念入りに撮られているのはきっと雨の降ることが少なくなったからだろう。
だが偶然にも、ここにすべての答えが語られているのだ。

たとえば人類とは何か・・・。
人類といううつわに水が完全に溜まりきったっとき、それが初めてわかるのだ。

みるがいい、これが人類だ!

だが溜まった水は引くことがない・・・。
ついに水たまりの一部が敗れる。・・・。流れ出た水は。別の場所へと流れていく・・・。
そしてほかの場所であたらしい水たまり、つまり別の器を見つける・・・。

これがわれわれだ!


ゾッッッとしませんか??!!

私は子供の頃読んだ時はこんな未来がいつか来るのか・・という怖さしか感じなかったのですが、大人になってから読んでみたら、何コレ予言???と思いました。

楳図先生はやっぱりスゴい。

地球の資源を放蕩した人類がこの先どのような結末を迎えるか、漫画を通して警鐘を鳴らしているように思えませんか。

自ら破壊した地球に住めなくなった人類は、こうして新しい環境に適応した形態で未来人類として生き延びている。

しかし彼らのことを人間と呼んで良いものかどうか・・・(共食いもするような生き物ですから)。



長くなりそうなのでパート2へつづく。

今後やること・やりたいこと(引越後~入籍編)

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引き続き、引越後~入籍前後にやること・やりたいこと!


✔家具・家電の購入

お互い一人暮らしだったので1から始めるのに比べたら新たに買い足さなければならないものはないのですが、やっぱり冷蔵庫と洗濯機はサイズが単身用なのでずっと使い続けるのはキツイよねと。

私は冬まで我慢してボーナス出たら新しいの買うかなあと言ってたんだけど、どうも彼が買ってくれそうな予感。リッチマンかよ・・・。

あと、ダイニングテーブルはどっちにしろ必要かなと思ってる。

欲を言えばソファも。

なんだかんだ買うもの色々ありそうで涙。

✔転居届の提出

私は同じ自治体内での引越となるため、転居届を出せばOK。

彼は別自治体からの引越となるので、転出届と転入届を出さなきゃいけないハズ。

期限は引越してから14日間以内(転出届は引越を予定している日まで)。手続き場所は役所か出張所。

出張所は大抵各週くらいで土曜も営業していたりするので、平日動けない人でもなんとかなると思う。

私たちは来月の休暇期間に手続きを済ませればいいかなと思っている。

✔免許等の住所変更手続き

引越後、転居届以外の住居変更手続きは入籍後の氏名変更と一緒にやった方が良いのかどうか考えどころ・・・。

免許、保険証、銀行、クレジットカード、マイナンバーカード、印鑑登録等々。

(今は持っていないけど、パスポートは氏名変更にお金がかかるそうですね!!怒)

本当は転居後すぐにでもやった方がいいんだろうけど、1か月くらいの違いだし後回しでもいいかなあ。

私はマイナンバーカードってまだ作ってないんですけど、「今後は顔写真付きの保険証みたいな扱いになってくるだろうから作っといた方がいいよ」と彼に言われました。そうなんだ。

あと、マイナンバーカードがあれば今はコンビニでも住民票の写しをすぐに発行できるんだよね。これはデカい・・。

以前は住民票を発行する機械が街中にちょくちょく設置されてたんだけど、この2年ほどの間にすべて撤去されてしまったらしい。

急を要する時にだいぶ不便になってしまったので私も早いところ作りたいんだけど、マイナンバーカード作るのに1か月もかかるらしいし、そしたら発行されてすぐ氏名変更しなきゃいけなくなるし、なんか非効率だよね。

どうしよう~と思いつつ、たぶんこのあたりの変更は入籍後にまとめてやることになると思います。大丈夫かなあ。

✔広島旅行

そしてスケジュールカツカツなのに小旅行もブチ込む我ら。

出費がかさむしどうしよう~と思っていたんだけど、他に2人合わせてまとまった休みを取れるタイミングが次は年末年始・その次がGWくらいしかなくて、閑散期を狙うなら今しかないので決行。

私がLCCを予約し、彼が福利厚生を使ってちょっと安めに宿を手配。

楽しみ・・・。

普通に原爆ドームとか厳島神社とかを見てまわる予定です。

あと、できれば呉にも行ってみたいなあと思ってる。

2泊とかなら職場の広島出身の方がおすすめしてくれた尾道(猫いっぱいいるらしいですね)にも行ってみたかったけど、今回はスタンダードなコースを周るだけでいっぱいいっぱいだろうなあ。

✔両家顔合わせ

これも9月中に済ませたい。

要相談なのでなーんにも決まってないですが、どっちの親も堅苦しいところは苦手そうな気がするから料亭とかホテルとかは無しかなと個人的には考えてる。

私もせっかくの美味しい料理をそんな緊張しそうな場で食べたくないし。

これに関してはまだ彼の頭からはすっぽ抜けていそうな気がしたので「そっちの親御さんと会う機会を作ってね!」と彼母から言われていることを先日彼に改めて伝えました。

「あなたのお母さんはあなたにじゃなくて私に言ってきたけど、私だって初めてのことだしわからないことだらけだからご協力お願いします」と言ったら気まずそうな顔してました。

彼母が「(彼は)のんびりしてるからドンドン進めてね」って言ってたので、息子に言っても仕方ないと思ってるんだと思う。

でも私は自分一人でやるつもりはありませんよ。だってどう考えても私だけの責務じゃないからね。

かしこまった場は苦手だし、私だって別にやりたくてやるわけじゃないわ。

ここまで言っても今後何のアクション起こさなかったらいよいよアフォ認定してやろうと思う。

✔入籍届の提出

上の顔合わせの時に証人欄?を親に記入してもらえば良いかなと思ってる。

今のところ予定は10月7日です。

✔脱会届の提出

最後にも個人的な悲願をブチ込む。

うちの実家はとある新興宗教に属しておりまして、私も例にもれず赤ちゃんの頃に半強制的に入会させられてます。

同じ世帯の人間として数えられているうちは(私の一人暮らしの住所を知られたくないのでまだ実家に住んでることになってる)一人抜けると熱狂的な信者・祖母にバレるらしいのでこれまでずっと「婆さんに知られるから抜けるのはやめて」と言われてきました。

しかし入籍を期に脱会届を出そうと思ってます。

入籍すれば父筆頭の戸籍からも抜けるわけだし、ようやく現実的に私は実家から自由になれる。

そのぶん相手の家族との間の責任も生まれるわけで、私はここで向こうの親御さんに余計な心配をかけたくないのです。

私はクリスチャンですけど、そのことで何かしら嫌な思いをすることがあっても自分が選んだことだから納得できると思うけど、もう実家の宗教のことで肩身の狭い思いや後ろ暗い気持ちになりたくない。

ということでまだ心に秘めた決意ではありますが、今度は親にも言わずに実行すると思います。

✔その他

他にやることとしては、

・職場や友人への結婚報告
・結婚指輪を買う
・結婚式やるやらない問題

があるかなと。


前記事でも書いたけど、職場への結婚報告って・・・調べても結婚式やる人向けの流ればっかり書いてあってとりあえず入籍だけしようと思っている人がどのタイミングで報告すれば良いのかがよくわからない。

でもアドバイスをいただいたので、上司には1週間前くらいに言うことにします。

常識的には、入籍前に直属の上司→その上司→その上司へ連絡で良いのかな。

必要書類は引越の手続きをする時にちらっと聞いてみよう。

友人へは、かる~く報告しとけばいいかなという感じだし、良くしてもらってる先生やその周辺の人たちには入籍の予定があることは報告済み。


結婚指輪は欲しいけどいつでも良い所存。

誕生日くらいに買ってーって言ってみようかな。


結婚式は、こちらも私は正直やらなくていいんだけど、彼のご家族が見たがる可能性・大。

もしもやるのなら私はカトリック教会一択なんだけど、それなりに準備は必要だし、何より自分の親族を呼ぶことに多大なプレッシャーを感じる(うちの婆さんはそもそも教会とか来てくれるのか?)。

またいずれ別の記事に書こうと思ってますが、このあたりに関しては先生が色々アドバイスをくださった。


何にせよ、私は自分の思い出とか楽しみとかよりも、やるべきと思ったことを自分の家族や相手の家族に対してするだけです。

という気持ちを新たにしようと思う。

そうでなければ、私は面倒事だと感じたことから逃げてしまうので。

がんばる。