人と働くということ②

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abomi344.hatenablog.com

つづきです。


2つ目の職場は、業務内容こそ本当にやりたい仕事からは少しズレていたが、かなり快適だった。

上司も先輩も皆できた人たちだったし、仕事量も適切(ちょっと少ないくらい)、福利厚生もしっかりしてる。

何より自活できるだけの給料を貰えるのは有り難かった。

そうして1年目は昨年の苦悩が嘘のようにストレスフリーに過ごすことができたのだった。


同僚①(Yさん)のケース


2年目の4月、数人の新人さんが新たに入社した。

そのうちの1人がYさんだった。

Yさんは一見普通に見える20代後半くらい(推測)の女性だったが、時間が経つに連れて不審な点がいくつも出てくるようなタイプだった。



まず、Yさんは同僚や上司に自分のプライベートに関わる話を声高にする人だった(まさにマシンガントーク)。

私の経験則では、それが仲良くなってからのことであったり、話の流れを汲んだ結果だったりする以外で突然自分のプライベートの詳細を明かしてくる人は大抵何かがおかしい。

そして、熱弁している時の彼女の言葉遣いのまー汚いこと汚いこと。

私は常々、「ここはあくまで職場であり、ここにいる人たちも同僚であって、あなたの友人ではないんですよ~(*^_^*)」と思っていたし、周りの人に口にしないだけでそう感じていたと思う。

「アイツ」とか「クソ」とか平気で言うのだ。

語尾に「です・ます」つけときゃいいって問題じゃない(上司に対してもそんな感じだったので救えない)。

この通りなので、普段から電話対応も間違った敬語ばかり使うのですごく気になっていたけど、私はYさんの上司じゃないし上司だとしても新卒って歳じゃない人に敬語指導からなんてやってられないと思う。


少し脱線しました。

そのくせYさんは一対一の会話は得意ではないらしく、二人きりになると途端よそよそしい態度に豹変する(ま、私が嫌われてただけかもしれないが)。

しかし彼女は他の同僚とも業務以上の関わりを持ちたくないのか持てないのか、特に親しい人はいなかったようだ。

上のことも含めて、それくらいで済めば人間関係があんまり得意じゃないのかもなと思うだけなんだけど(自分も人のことエラそうに言えないしね)、それ以前にYさんはやるべき仕事をやらない人だったので、その点でものすごく困らされていた。


遅刻・休みがち


入社してきてから数ヶ月でYさんに異変が起こる。唐突に、遅刻・病欠が増えていったのだ。

初めは月1だったのが徐々に月3~4回と増えていき、しかも必ずと言って良いほど前日が休暇の日にくっつけて休むので、( ゚д゚)ハ?ともなるわけで。

しかも、本人は体調不良というだけで症状をきちんと伝えることもせず、遅刻・病欠を繰り返す。

口では体調不良と言っていたが、本人がはっきりと「私朝弱いんですよね~w全然起きれなくてww」と言っているのを聞いたことがあるのでおそらく単純な寝坊なのだと思う。

当然有給はすぐに無くなるので、生理休暇やと特別休暇を併用する。それでなんとか1年乗り切っている感じだった。


酷いのは、Yさんには自分の勤怠状況に対する反省の色が全くないところだった。

普通なら休んでしまう日に自分がすべき仕事があったら気にかかるだろうに、そのことについては一切言及しないし、休み明け代わりに処理してくれた人に改めてお礼を言うでもない。

謝罪もなく、いつもケロッとした顔をして出勤してくるのでその面の皮の厚さに本当に驚いた。

そのため、「普通の人の感覚じゃないな・・・」とその時点で私はかなり不審に思っていた。


そもそも会社はそんな人を何故放置しておくのか?という最大の疑問が浮かぶと思うが、ノルマがない上に非営利だからなのか、個人評価がものすごく甘いのだ。

よって勤怠管理も甘々、よっぽどの大事故を起こさない限りクビにもならない。

大抵の人はそういう会社でもきちんと業務に励むが、中には環境に甘んじてモラルがない働き方をする人もいる。

そしてそういう人ほど、与えられた権利を乱用して楽をしようとすることがあるのだ。

真面目に働いてる側からすれば、やってられるか!って話です。


好きな仕事しかしない&連携する仕事ができない


休みがちになった結果、Yさんは自分の担当の仕事を溜めるようになった。

そうすると他の業務にも支障が出るので、あまり溜めないように・・とか間に合わないなら誰かにヘルプを頼むべき・・と私からもちょくちょく注意していたのだが、Yさんはスケジュールを立てて仕事を進めることと人に協力を求めることが徹底的に出来ない人だった。

さらに、一緒に仕事をする場面になると徐々に気付くのだが、彼女は他人と連携する仕事も苦手なようだった。

何故ここで?というタイミングで他人がしている作業に手を出すし、逆に協力が必要な場面では自分の仕事に没頭して全く周りが見えていないみたいなのだ。

特に集中してそれまで溜めていた仕事を片付け始めると、その時優先すべき仕事があっても後回しにしてしまう。

これについても私は彼女に「もっと周囲の様子を見て仕事やってください。これは今やるべきことじゃないでしょ?」とわざわざ言ったことがある。

その時は軽い調子で「は~いすみませ~ん」というような返事をしてくるのだが(←舐めてるのか?)、根本的な問題が理解ができないらしく、結局似たようなことを繰り返し続けるのだ。


結果、溜まった仕事は荒れに荒れる。

それなのにYさんには、任せられた仕事のうちでも好き嫌いがあるらしく、好きな仕事ばかり進んでやるのである。

本来は頭の回転は速いし、仕事もテキパキする人なのに、自分が興味のない仕事はサボるので余計に目立つ。

感じが悪い・・・ヽ(‘A`)ノェェェ


そんなYさんの働き方を間近に見ている同僚達は、とは言え自分たちが細々と言うことではないので放置していたが、就業1年目にして彼女はとある事件を起こした。

曖昧にしか書けないので伝わりづらいと思うが、とにかく普通の人なら黙秘されてるとは言えなるべく控えるようなことを調子づいて過度にやってしまい、それがバレて問題になったのだ。

それが原因で会社の規則が改正されたほどのことだったが、誰もYさんには直接注意しなかったようなので(それも意味不明だが)本人としてはただ突然規則が改正されたというだけで、自分のせいで厳重に取り締まることになったなんて気づきもしなかっただろうな。


動作がおかしい


そうなってくると、どんどんYさんの奇行が目につくようになった。

まず、Yさんは①就業時間中のお菓子の完食が異常に多かった。

ガサゴソバリバリと頻繁に食べているのにもかかわらず、昼食はカップスープのみ(しかもクチャラーだった。サイアク)。

それも休み時間に突入した途端に終了ギリギリまでずっとスマホを弄っているので、片手間に食事をしているように見える(たぶんスマホ依存でもあったと思う。よく出勤退勤時に歩きスマホしてるの見たし、職場の電源で充電してたし)。


本人曰く朝食も食べない派らしいので、この人の食生活は一体どうなっているんだろう?という感じだった。

そういう生活をしているからなのか、肌は荒れてるし変な痩せ方をしているしで、そんな余計なことまで気になってしまう。


挙げ句、最も苦痛だったのがYさんの癖で、②就業中に時間を持て余すと執拗に髪の毛を弄り始めるのである。

これは本当に気持ち悪くてあまり書きたくないのだが、おそらくフケを食べていたと思う。

毎日毎日目の前でこれを見せられて、もう正直言って気が狂いそうだった。


ストレスフル過ぎて、つい色々とググってしまった結果「そういう行動をする人には何らかの強いストレスか精神疾患がある」とかなんとか出て来たので、んなもん見せられるこっちだって相当ストレス感じとるわ!!!と思ったりしていた。

他にも、大抵検索結果の内容には「その人自身も悩んでいるはずなのでキツく当たらず理解を示して」みたいなことが書いてあるんだけど、いやほんと知らないからとしか思えなかった。


さらにYさんには、③社内で仕入れた情報を他人に吹聴するという悪癖もあった。

Yさんは「あなたがなんでそんなことを知ってるの?」というような他部署の話や上司の間でしか話されないようなことを何故か知っていて、したり顔で語ってくるのだ。

最初は特に深く考えずに素直にへ~( ゚Д゚)と聞いていた私も、徐々に何かおかしいな?誰から聞いたんだろう?この人の言っていることは本当なのかな?と疑うようになった。

疑問に思っていたところを、たまたま別の同僚とその話になった時に「彼女、人の話にいつも聞き耳立ててるよね」と言われた。

それを聞いてから改めてYさんを観察して、確かに彼女は誰かが会話をしているといつもチラチラとそちらを気にしていて、凝視して聞き耳を立てている時さえあることにようやく私も気づいた。

そして、彼女の話の内容は嘘ではないにせよ真に受けない方が賢明だなと思うようになったのだった。


そして退職へ~


Yさんは使える休暇を使い果たすと、とうとう仕事にこなくなった。

私はひとまず目の前で彼女の奇行を見なければならない毎日から逃れることができたので心底ホッとしていた。

しかし、いつまでも籍を置かれていると次の求人も出せないので迷惑極まりなく、Yさんの欠勤が長期化すると今度は彼女の穴をフォローする他の同僚たちが不満を募らせていった。


就業規則をそこまできちんと読んでいないので何とも言えないが、権利として与えられた日数以上の長期休暇を取る場合にはその理由を証明するために診断書が必要になる。

そのため、Yさんもまた診断書を提出したようだった。

上司に詰め寄った同僚の話によると、あまり大きな声では言えないような内容の診断書だと言っていたそうなので、精神疾患か婦人科系の病気のいずれかだと思う。

状況を見て考えたら、おそらく精神疾患だろう。


結局、初めの頃はしばらく休んで復帰するというような説明を上司から受けていたが、さすがのYさんにも戻ってくるほどの図太さはなかったらしく、そのまま退職が決定した。

散々溜めて荒らした仕事を放置したまま、何の詫びも挨拶もなく、休みの日に荷物だけを取りに来てまるで夜逃げのように辞めていったのだ。

ぶっ飛ばしたいでしょもう ( ゚Д゚)㌦ァ!!


おかしいところまとめ


先に述べた通り、Yさんは

・遅刻、欠勤を繰り返す
・謎の体調不良に頻繁になる
・食事をきちんととらずお菓子ばかり食べる
・髪の毛を執拗に弄る
スマホ依存
・同僚と自然なコミュニケーション(仕事上の協力、連携を含む)ができない

といった、明らかに健康な社会人がとる行動ではないことをいくつもしていたので、普通じゃないことは確かだった。


でもこれらのことを、果たして「病気だから」の一言で片づけてしまっていいのか?とも思うのだ。

本当なら色々と事情があるんだと配慮すべきなのかもしれないけど、少なくとも彼女のように普段の本人の態度からしても到底同情的にはなれない、理解しようという気も失せるような人に社会的な居場所があるとは思えない。


精神的な病気を勝手に判断するのは良くないとは思うので、以後はあくまで勝手な独り言と受け流してほしいが、彼女はいわゆる適応障害とか【非定型うつ】というやつだったのでは?と思っている。

まあ、この際それが真実かどうかは構わない。

ただ私は少なくとも、Yさんが提出してきた診断書にはそういう類いの疾患名が書かれたのではないかとほぼ確信している。

巷の噂によると、うつ病の診断書を書いてもらうのはわりと簡単なことらしいので・・。

病気の症状に近いことを訴えるだけであっさり診断書をもらえてしまうと、実際に書いてもらったことがある知人が言っていた。

もしそれが本当なら詐病だってあり得なくないし、逆に本当に病気で苦しんでいる人からしたらとんでもなく迷惑なことだ。


病気のことをよく知りもしない私がここまで突っ込んだことを言いたくなってしまうのは、詐病を疑う本人たちに全く反省の色がないからだ。

Yさんについては、面と向かって責められる場面ではシュンとして見せてもその場から離れたらすぐに忘れてしまうようだったし、診断書を書いてもらったことがあると言った知人は、自分を休職に追い込んだ同僚の悪口を同じ職場の人たちに散々吹き込んで辞めていった(その上後者の彼女に関しては、傷病手当でしばらく生活が成り立つことについて何故か得意げな様子で話していた)。

何よりこの人達の【反省しない】で【他人ばかり責める】という特徴が私は嫌で嫌でたまらない。

でも、非定型うつの症状等を見ていると、自責感に乏しく他罰的、というものも中には含まれるらしい。

これは本当に病気の一部なの? ただ、思いやりがなくて自分に甘いだけじゃなくて?

正直言って、私のような知識の無い一般人の感覚はこんなものだと思う。

そういう人と一緒に働くのはもう疲れた。


つづく・・