週末事件簿②

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Case.2 酒乱のK氏

さて、続いて彼氏との間に起きた出来事について。

週末デート自体は、私が過去に一人暮らししていた町に遊びに行ってお店を見て回ったり読書をしたりしてとても楽しく過ごせたのだけど、なかなか例の話が切り出せず(過去記事参照)、夜ご飯を食べながらでいいやと一旦後回しに。


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そして、私が昔よく行っていた焼き鳥屋さんで食べつ飲みつつ、彼に尋ねた。

「そろそろ賃貸の更新来た?」

するとK氏からは「まだだよ~」との返答。


この時点で、K氏は日本酒を飲んでいたのだ! いつもは同量を飲んでもそんな簡単に酔っぱらわないのに、その日の彼はちょっと違った。

私の思い切りが悪く、続く言葉を言い淀んでいると(悲しいほどにチキンである)、K氏が若干突っかかってくるような口調で、

「同棲は嫌なんでしょ?」と言ってきた。


そこで察したのだけれど、やはり彼としては私に一度きっぱり断られたことを気にしていたようなのだ。

そりゃそうだ、思い切って言ったことをずっぱり切られたら私だってショックだよ。すまん。

だから、訂正として「そうなんだけど、あの後いろいろ考えてあなたの賃貸の更新のことをも考えたら今が一番一緒に住むにはいいタイミングかなと思い直したよ。いつ入籍するかとかは具体的に決めた上で、一緒に住むんだったら一時的な同棲は仕方ないかなと」

するとK氏は「そこは別に妥協しなくていいよ」と言ってきた。

うーん、今これに答え直せるのなら、彼にきちんと伝わるように、決して妥協ではなく改めて考えた上でベストだと思ったからの結論だったと言うべきだった気がする。


それから彼は言った。

「前から言っているけど、自分には生活していく上で色々と譲れないルールがある。abomiは試しに同棲期間を設けなくても、それに耐えられるのか?」と。

確かに彼は人より潔癖で、几帳面で、面倒くさいな・・・と思う拘りを多々持っている。

でも、私も不潔なのは嫌いだし、どちらかと言うときちっとしている方が気持ちが良いのでそれは問題ないと思ってきた。

他にも、一人の時間は確保したいから自分の部屋は欲しいだ云々と言ってきたけれど、聞いているうちにこの人はそもそも自分から一緒に住むことを提案してきたくせに、共同生活をする上で自分も相手に多少は合わせて変わる必要がある、という風には全く考えないんだろうか?と不信感がわいてきた。

あと、すべてのことにおいて俺はこういう人間だからと先に示して、口先だけでも私の許可をとっておこうとするのは卑怯だと思った。

だって後々それで私が良いと言ったんだから、と言い逃れするつもりだろうから。

だから「私はすべてのことに対して“絶対大丈夫”なんて言えない。やってみないとわからないから」と答えた。

でも、彼にしてみれば私のそんな答えでは満足できないし、不安なのだ。


私は結婚生活に試行運転は要らないと思ってる。

一生一蓮托生する契約を結ぶのに、お試し期間を設けるのは不誠実だと思うから。

その間に何か困難があった時、簡単にお互いを捨てられる状況=同棲のような保障は必要ない。


彼の不安を受け入れずに、せめて口先だけでも「大丈夫だよ」と言ってあげもせずに、そんな価値観を押し付けるのは狡いことなんだろうか。

私の方が彼の気持ちを無視してるんだろうか。わからなくなってきた。


そもそも何故、「私はこう思っているけどどうする?」と尋ねているのに、「abomiは事前に同棲しないでも俺のことを耐えられるのか?」と逆に聞いてくるんだろう。

単純な質疑応答だと思うんだけど、彼が質問に答えてくれない。

だから、「何故質問に答えてくれないの?」「何故自分がどうしたいか言ってくれないの?」「何故私にばかりジャッジさせるの?」「一緒に決めることじゃないの?」と言ったけれど、彼の口からハッキリとした答えが出てこなかった。


でも私は、彼が本音ではどうしたいのかは口にされなくてもなんとなくわかってる。

これからも自分の思い通りの環境で生活を続けたいけど、私を自分の生活に引き入れたいと思ってる。

自分は自分のままでいながら、特定の相手を確保しておきたいのだ(虫がいいだろ)。

結婚や子供においては、K氏の方が根本が保守的な考えだろうなと節々から感じる。

どちらかと言うと、何の疑問も抱かず「結婚したい!」と思うタイプだ。


結局なんだか全く話がまとまらないうちに、閉店時間が来てしまって店を出た。

そこでようやく、K氏が自力で歩けないほど酔っていたことに気付く。

1年に1回ほど現れる酒乱のK氏である。

そこまで酷い問題行動はしないけど、なにせ自分で歩いてくれないので大変。

仕方がないので私が補助をして帰りましたとも。


翌朝、私が「4月まであと2か月しかないから、本当は昨日の話し合いで今後どうするかを決めたかったけどダメだったねえ」と言った。

そしたら、「じゃあ週末に改めて話そうか」と言ってくれた。


うーん、ぎりぎりのところで踏みとどまったけど、ほとんど喧嘩に近かったかもなあ(対面の方が私が途中でついおちゃらけるので険悪な雰囲気にならずに済むのだ)。

私はまた、どう話せば彼と上手くこの話をまとめられるのか、きちんと自分の意見を明確にしておく必要があるなあと思う。

したつもりだったけど、甘かった。

人との話し合いってこういうものなんですかね。