一緒に働きづらい人③


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abomi344.hatenablog.com

こちらのつづきです。


上司へSOS

1月も半ばを過ぎた頃から、バブルさんには、自分なりに懇切丁寧に業務説明をしても揚げ足を取るようなことを言われたり、杓子定規な捉え方ばかりされ、後で指摘をしようものなら不機嫌になられたり無視されたりすることが続きました。

その上、こちらが説明したこととかなりズレた、もしくはニュアンスをくみ取らない極端な解釈をされていることもありました(そしてその勘違いも説明した者のせいにされる)。

今でこそ単純な作業上の食い違いやミスで済まされるけれど、バブルさんが他の部署や業者と相談しながら進めていく必要がある業務や、ミスが許されない業務に携わる時が来た時、とてもじゃないけれど彼女の思考回路の極端さを踏まえてそれをコントロールしながら一緒に仕事をすることは難しいと判断しました。

バブルさんの“癖”なのか“病気”なのか、その時はわかりませんでしたが、「私には彼女と仕事をするのは難しいかもしれません」(本当に新人なのにこんな人初めてだったので)と、早々に1月の下旬には上司にSOSを出しました。

私は今の職場では勤続4年になりますが、自分で言うのもなんですが一応真面目に働いてきましたし、職場環境に対する文句も特に言わずに黙々と仕事をしてきたつもりです。

こんなことを言うのは初めてでした。


こちらから何か言おうものなら、突っぱねられて上手く伝えられない。

嫌な態度を取られてもなお、必要なことだからとこちらから強く言い切ることはできるけれど、それではさらに私や同僚とバブルさんの間の溝は深まると思う。

そうすると、本当に必要な時に必要な連携が取れない。

私たちの仕事は、こまめなコミュニケーションが物を言うところがあるのは上司も承知なはず。

このままでは、バブルさんとそうしたやり取りができず、すれ違いが生じて大きなミスやクレームに繋がりかねないと危惧している。


そのようなことを上司に懇々と伝えました。

上司は驚いていましたが、「abomiさんが言うならよっぽどなんだね・・・」と言っていました。


その後、本来なら末端事務員がやるような業務引き継ぎを、事務員ではなく上司からバブルさんに引継ぎすることになりました。

それは事務員の業務放棄では・・・と思わなくもなかったのですが、結果的には、上司が直接バブルさんへ引継ぎすることで、彼女の反抗的な態度や飲み込みの悪さをわかってもらえたようでした。

それにしても、引継ぎをした仕事は複雑な面はあるけれど然程難しいものではなく、事務経験があれば難なくこなせるものであるのに、バブルさんは一向にできるようになる気配がない上に、その都度何かミスをしているので、上司が毎回ダブルチェックをさせられる羽目になっています。

引継ぎをした上司にかなり叱られながらやっているのですが、上司に対しても変わらず刃向うような態度で、犯したミスは説明が悪かった故の自分の勘違いか、誰か別の人のせいにしようとします。

堪り兼ねた上司が、「何?○○さんのせいなの?違うでしょ!?」と怒っても、あまり心に響かないのか、何度でも同じようなことを繰り返します。

これを傍で見ていなければならない私たちもストレスですし、こんなしょうもないことを指導しなければならない上司も多大なストレスを感じていると思います。

本当に気の毒です。


何故このような人を雇うことになったのか

バブルさんの前任で、Fさんという方が私たちの職場にはいました。

Fさんの詳細は、下記の記事をご参考ください。

abomi344.hatenablog.com

Fさんもおそらく何かしらのハンディキャップを抱えていらして、最終的には産業医からうつ病と診断されて辞職されました。


Fさんとバブルさん、2人の共通点は、前職の勤続年数が長いことでした。

普通なら転職する際には長所と捉えられるところだと思いますが、この2人に関しては、長く続いた前職がそれぞれの特性に合っていたり、周囲の人たちが上手くフォローをしていたり、問題の起きにくい仕事をあてがわれていたりして続けやすかったというだけだったのだと思います。

ちなみにFさんはコールセンターで15年ほど、バブルさんは市役所で20年ほど勤めていたようです。

Fさんのコールセンターはともかく(前職を辞めたのも結婚が理由だったと思うので)、バブルさんの20年勤めた市役所を辞めたというところはもっと不審に思って人事担当者には突っ込んでほしいところだったなと思います。

普通、公務員として入職した役所を、しかも20年も勤めたところを辞めてわざわざ数段落ちる仕事に転職しようなんて思わないでしょう。

おそらく独身だと思うし、わざわざ上京もしてきてるんです。怪しさプンプン。

でも、人事担当者は、一番の安全パイを選んだつもりだったと言っていました・・・。

何故なら、前任のFさんにあのようなかたちで辞めていただいた以上、次の人では失敗できないからだそうです。

人事担当者たちにとっては、一番の安全=キャリアであって、面接に来ている本人の動向はあまり見ていなかったのかもしれません。

しかし慎重に目を光らせて見てみれば、Fさんのコールセンター勤続15年も、それだけでは対面の接客に向いているかどうかは判断できませんし、バブルさんに至っては役所勤めなのに7年も同じ部署に勤めていた=異動させられない理由があった?とも取れなくもないのです。

キャリアだけを見て安心して採用したのだから、立派な人事ミスだと思うのですが、2度もミスが続いたとなると上層部としても不味いらしく、どうやって始末するか頭を悩ませているようです。


現在こんな対処中・・・・

直接業務の引継ぎをしていただくことで、上司もバブルさんと仕事をすることがいかに難しいかわかってくださったようでした。

私が音を上げたのは1月下旬でしたが、2月も終わりに差し掛かる頃には、他の上司や同僚もバブルさんと深くかかわっていくことで彼女が【普通ではない】ということに確信を持ったようでした。

もちろん私たちは医者ではないので、絶対に周囲には大きな声で言うことはありませんが、上司たちはバブルさんには他の部下とは違う対応が必要だと判断し、バブルさん専用の【1日の細かいタイムスケジュール】を作ることにしたようでした。

おそらく彼女のような人は、自分で采配を考えつつ担当業務を時間内にこなすことも難しいし、周囲の人と協力しつつ様子を見て自分のやるべきことを判断することもできず、その時自分がやりたい仕事に没頭してしまうからです。

バブルさんは、最初にスケジュールを上司から渡された時に、「私だけですか?」と不満げにしたそうです(そういうのはわかるんだ・・・)。

でも、「この通りに動いてください」と伝えたところ、初めは渋っていたものの今はスケジュールに合わせた行動をしているようです。

こういうのも、普通なら「何だこの仕打ちは!」とショックを受けるし、「馬鹿にされている!」と思って最もプライドに触るところだと思うのですが、彼女はわりとすんなり従っちゃってるので、私としてはやっぱりちょっとおかしいんじゃないかと思ってしまいます・・・。


そして、私の上司の上司(課長クラス)にもすでにこの話は伝わっており、たまたま通りすがりにバブルさんの話をする機会を得て、彼女の話をすることができました。

上司の上司にはどこまで真剣にこの話が伝わっているのかわかりませんが、バブルさんと個人面談をやってくださり、様子を探ろうと動いてくれてはいるみたいです。

ちなみに面談で、バブルさんは「自分はきちんと仕事ができている」「何故か1月下旬頃から皆が冷たくなった」と言っていたそうです。

唖然としました・・・。ウソでしょー。


課長クラスの上司にも、自分で言うのも何なのですが、「abomiさんが言うなら余程だな・・・」と言われています。

私もいつも小っちゃい文句は言いながら仕事してますが、基本的には黙々と自分の仕事をやるようにしているし、Fさんの時も特に彼女のことで困っていると強く主張しなかったのに(何故なら、Fさんには情状酌量の余地があったからです)、バブルさんに対しては「私が初めに音を上げたんです」とわざわざ進言したからでしょう。

でも、本当に一緒に仕事を続けるのは難しいタイプだなあと思っています。

バブルさんが、覚えが悪かろうが素直に自分の非を認めてこちらの説明を聞いて少しずつ身に着けていってくれる人であったり、逆に反抗的でもすごく仕事ができる人だったなら、私はわざわざ上司に直訴したりしません。

仕事ができない上に、偉そうで、他者の助言を聞かず、ミスは人のせいにする。

意識だけが高くて、スキルが全く追いついてきていない。

そんな人だから、困る!と言っているのです。

こんなことを、わざわざ課長案件にするのって間違ってるでしょうか?

でも私は、そのうちFさんが起こしたミスと同じようなことが起きるのではないかと思っています。


上司の上司からは、今度私を含めた同僚たちに個別で話を聞きたいと言われています。

1枚紙にでもまとめて、持っていこうと思っています。

でも、どう言えば真摯に受け止めてもらえるのか・・・まだ考えあぐねています。


人事ミスがどうとか言うよりも考えて欲しいこと

まさかと思ったけど、会社は2人連続で似たようなタイプの人を雇ってしまったのだと思います。

皆、まさかまさか、と言ってます。今も。

そして、2人連続では人事ミスだと言って、人事担当が社長に責められてしまうそうです。

うん・・・でも事実だよね?と思うのです。

上司の上司に対して、同僚がこのようなことを言ったら(すごい大胆・・・笑)「それは現場の考えだ」と言われていました。


私には、何を持って「現場の考え」と言われたのかよくわからないのですが、そんなことよりも会社の上層部や人事担当者たちは【2人連続そういう人を雇い入れてしまった】→【見た目ではわからないハンディキャップを持った人もいる】という認識をもっと深めて、そういう人たちを採用時点で排除するのか、はたまそういう人たちでも働ける環境を整えるのか、いずれかの対処方法を考えるべきだと思うのです。


ここで【排除】という嫌な言葉を使うのを許していただければ幸いです。

ですが、おそらく今の社会ではそういう考えの会社が大半なのではないでしょうか。

そういう人を雇用してしまったら、体よく窓際族に追い込むか、本人が自主退職してくれるようにプレッシャーをかけ続けるかなのです。

知り合いが現在、産業医を派遣する会社で働いているのですが、企業の人事担当者からは特に「発達障害者を面接で見抜く方法を教えて欲しい」という質問が多いそうです。

悲しいかな、これが日本社会の現実みたいです。


こんな風に一個人としては思うのですが、企業を支える人たちからすれば一事務員など替えのきく代替物でしかなく、わざわざリスクを背負ってまで雇い続ける存在ではないと思うので、場合によってはバブルさんもまた首を切られてしまうか、自主退職を待つことになると思います。

一緒に働く私たちとしては、またすごくわだかまりが残る結果になりそうです。

はあ。