虹の橋を渡って

先日、我が家の猫が旅立ちました。

約12歳でした。

うちに来たのが2007年の8月下旬で、その時点で生後1ヶ月ほどだったので。


バイト先の猫好きのパートさんに「猫が飼いたい!」と言ったら本当にもらってきてくれて、バカな私は袋もカゴも持たずに譲渡に来てしまい、実家まで裸のまま子猫を抱いて帰った(徒歩5分とかだけど)。

あの時、子猫は腕の中でうごうごしていて、汗ばんだせいで産毛がしっとりと湿っていた。

あの感触をずっとずっと覚えてるし、これからも一生忘れないと思う。


うちの猫は、5歳くらいまでは1匹飼いだったからきっと自分のことを人間だと思ってたんじゃないかしら。

冬は母の布団に潜り込んできちんと枕を頭の下に置いて人のように眠っていたもんね。

若い頃はたっくさん動き回って、網戸にも登ったし、お風呂にも落ちたし、電気の紐に引っかかって大騒ぎしたりもしたし、本当に賑やかな子だったね。

人が好きで、いつもいろんな人に愛想振りまいて、佐川のお兄さんもヤマトのお兄さんも君のことをよく知っていたし、管理人のおじさんともずっと仲良しだったね。

たくさんスリスリして、たくさん触ってもらったよね。

弟にも優しかったね。

雄なのにオッパイを吸われても、神妙な顔をするだけで好きにさせてあげてたね。

トイレも教えてあげたね。

全身くまなく舐めてあげてたね。

おかげで弟は今でも自主グルーミングが下手くそです。


かわいいかわいい私の猫は、本当に猫以上の存在だった。

わがままで、甘えん坊で、強くて、優しくて、猫にも性格ってあるんですよ。


病気がわかってから数カ月しか生きられなかったけど、ものすごく苦しんだということもなく、母の腕の中で、父にも見守られて亡くなったそうです。

誰もいない時間にひとりぼっちで行ってしまわなくて本当に良かった。

私がもらってきた子なのに、きちんと最期まで看取れずにごめんね。

他にも、ああすればよかったのかこうすればよかったのかなと思うことが沢山ある。


かわいいかわいい猫。

かわいい子。

きれいな子。

素敵な子。


夏に来て、夏に去って行くから、棺に入れるお花は元気な向日葵にしました。

親馬鹿だけどさ、ハッキリとした色が似合う美男子だったよね。

こんなにキレイな横顔はない!ってよく家族と言い合ってたよ。


石田ゆり子さんのインスタでばぶおちゃんが亡くなったときついていたコメント。

『虹の橋を渡って、お着替えが済んだらまた戻ってきてくれるんですって。』


あおくんまってるよ。


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