【ペギー・スー】知的で孤独な女の子

ペギー・スー(1) 魔法の瞳をもつ少女 (角川文庫)

ペギー・スー(1) 魔法の瞳をもつ少女 (角川文庫)

地球上でただひとり、悪いお化けの姿が見えるペギー・スー。幼い頃、世界を守る力をその瞳に授けられたのだ。お化けの嫌がらせで厄介もの扱いされる辛い毎日。そんなある日、越してきた町で奇妙な事件が起こる。青い太陽が現れ、その光を浴びた少女が一夜で天才に!嫌な予感を覚えるペギー。そう、それはお化けが仕組んだ恐ろしい計画の始まりだった―。

小~中学生くらいの頃に大好きだった本!

実家に文庫版があったので、借りてきて久しぶりに読んでいます。

フランス版ハリー・ポッターとも呼ばれている?らしいけれど、日本での知名度は低いのだろうか。

私は、ハリー・ポッターよりも先にペギー・スーにハマりました。

物語としての完成度はハリー・ポッターの方が高いと思うけど(何故ならペギー・スーが面白いのは3巻までなのだ!笑)、子供の頃の私にはペギー・スーの世界観の方が性に合っていた気がします。

どちらも特殊な生まれ・脳力のある主人公で、一般社会の中では尽く孤立するような子には変わりないんだけど、ハリーは魔法使いで、ペギーは「オバケが見える」という第6感の持ち主。

そのせいで周囲の人達から頭がおかしいと思われちゃってるんだけど、本当は知的で優しい女の子なんです。

そしてこのお話の何に惹かれたかと言えば、他に類を見ない展開と、物語全体に流れる不吉な予感が絶妙にツボだったんですよね。

青い太陽って何? 何が起こるの! どうなるの!?と思ってすごくワクワクしながら読んだ記憶があります。


久しぶりに読んでみても、文章に稚拙さはちっとも感じなかったし、大人でも結構楽しめると思う。

そして、どこの国でも女の子って似たような生き物なんだなあとも思った(笑)


この暑い夏に、そこはかとなく不気味なフランス産ファンタジーはいかがでしょうか。

小学生でも読めるレベルなので、ぜひぜひ興味のある方には読んでみてほしいし、誰かに薦めみてほしいなと思います。