入籍まで残すところ1週間。
全く実感がわかないし、まだ「本当に結婚できるのかな」「私なんかがしてもいいのかな」と思い続けている。
というか手続きうまく出来るかな。
迷うくらいならやめておいたほうがいいよ、という声が聞こえてきそうだけど、私は性格上何をするにも頭の中でこういうことをグルグル考え続ける質なので、いつものことだとも思っている。
以前彼にも言ったのだけど、一生一緒にいる人を選ぶのだからギリギリまで迷って良いと思う(それは、別の人を選ぶという意味だけじゃなくて、一人で生きていくという意味も含めて)、私も迷うからあなたもどうぞ迷ってください、と。
もしかしたら冷たい言葉に聞こえるかもしれないけど、この先何十年続く関係を選び取るのだから、打算やその場の感情・盛り上がりに流されないで充分慎重になった方が良いと思うのです。
彼は曖昧に笑っていました。
たぶん、こういうことを言う女性は少ないのだと思います。
きっと困らせている時もあると思うし、彼はよくこんな私を受け入れてくれるものだと思います。
変わり者同士でちょうど良いんじゃない? と本人に言われたことがあるけれど、どうなんだろうね。
我ながらちっともロマンチストじゃないんだな、と実感しました。
むしろ、浮かれるようなポストに立たされると、逆に自分の中のリアリズムが爆発する気がします。
自分はそんなに良いもんじゃないと思うし、あまり手放しに喜んだり浮かれたりすると、次の瞬間落とし穴が待っているんじゃないかと考えてしまうんですよね。何故なんだろう。
と言うわけで、独身ラストウィークなのに一向に浮かれた気分にならない。
これがマリッジブルーか・・?
とりあえず欲しい物買っといた方がいいのかなあとかは考えるし、沢山飲みに行ってるし、遊んでるし、好きなことやってます。
別にすぐに全てが変わるわけではないけれど、思うに女性の方が物理的に変わっていかなければならない面が多いから、こうして先のことを考えると憂鬱な気分になったりもするのかなと思います。
男性にはきっとわからないなんだろうな。
私も、男性にとって家庭を持つことにどれだけの覚悟が必要なのかわからないし(何も考えてない恐れもあるが)。
実は来年、イスラエルに行きたいと思ってるんです・・!(唐突)
恩師の知人であるフィリピン人の女性が例年ツアーを組んでいて、これ以上安く安全に行ける機会は無いからいつかは行きたいと考えていたことをそろそろ実行に移そうかと思ったのです。
タイミング的にも、恩師は介護生活に目処がついたところだし、一緒に行きたいと話していた友達も転職後の仕事が落ち着いてきて、私も結婚するとは言え子供がいるわけではないので、今ならという感じなのです。
それに、引率してくださるフィリピン人女性は御年70を超える方なのでこの先何度ツアーが組めるかもわからず、恩師もすでに還暦を超えていて、ますます「今しかないじゃん」と思う。
ただ同時に、この前の顔合わせで彼父が「子供はできれば2人くらいいるといいね」と言っていたし、彼母も「結婚式見たい」と言っていたので、この先待ち受けているそれらのタスクのことを考えると、今「イスラエル(戦地)行くわ」とか言ったらやばいんじゃないかと不安になってきていたりする。言わなきゃいいか。
彼には、この話が浮上してすぐに「来年!イスラエル行くかも!死んだらごめんね!」って言ってあります。
あっさり「いいじゃん、行って来なよ~」と言われました。
一生に一度は、聖地に行ってみたいのです。
フィリピン人の女性は敬虔なクリスチャンで共同体に属して生活している方なので現地のことは慣れていると思うし、恩師も友達も英語ができるので語学面で頼れる存在です。
一番役に立たないのはたぶん私だな。
職場のめちゃくちゃフットワーク軽くて色んな国に行ったことのある年上の同僚にも、「お金と時間はどうにか捻出して絶対に行ったほうがいいよ!」と改めて言われて、説得力を感じた。
私は気合入れないと旅行に行けないタイプだけど、でもその分ひとつひとつが濃厚で毎回良い思い出になっているので、ぜひ行きたいんだよなあ。
ちょっと気が早いけど、今しかないじゃん。
※この前姉と行ったカフェで食べたスコーン。めちゃ美味い。