コロナウイルス、桜を見る会、検察幹部の定年延長など、いろんなことが世間を騒がせておりますが、私がちょっと楽しみにしてしまっているのは小泉環境大臣の「ひとり大喜利」。
いや、本来笑い事じゃないんだけど、彼の公での発言がネット上で散々「ポエムか?」とか「意味がわからなすぎる」とか揶揄されていて、今や小泉進次郎botができるほど。
最近本家の新ネタが出てきたのですけど、面白すぎてすぐ姉にシェア。
「反省が伝わらないことを反省している」らしいです(ハ???)
もはや楽しみにしてしまっている自分がいる・・・。
でもうん、本当に次回の選挙は熟考に熟考を重ねて投票しようと思います。
未成熟なひとたち
政治関係の話も注目しているのですが、それに挟んで芸能ゴシップがちょくちょく報じられますね。
薬物とか、脱税とか、不倫とか。
今回は不倫のことを書こうと思うのですが、私は、やらかしちゃう人は年齢不相応に精神が未成熟だから不倫するんだろうなと考えています。
普通、結婚しても配偶者以外の異性への欲望は消えません。
それは人間の性として全くもって仕方がないことだと思います。
じゃあ一体何によって人は不倫に走らずにいられるのかと言えば、それは偏に理性の制御によるものだと思うのです。
ちなみにここで言う“未成熟”とは、自己中心的で共感能力が低く想像力にも乏しいという意味で言っています(金が稼げるとか地位や名誉があるとか繁殖能力があるとかは精神的な成熟とは無関係です)。
子供はまだ理性が発達途上ですから良いのですが、いい大人がこういう状態だと困ります。
そういう人たちは、理性が育ってないのに身体的には成熟して性欲もあるので、身近に誘惑があるとコロッとやらかしがち。
理性ある立派な大人ならば、各関係者の立場を配慮し、自己中心的な衝動に走らず、社会のルールやモラルを適切に守ることができるので、簡単に誘惑に負けたりしません。
最近の話だと、女優の杏さんが不倫騒動後にはじめて公の場でコメントをしていました。
彼女は夫に代わって世間を騒がせたことを謝罪し、「小さな子供たちがおります」「今後のことはよく考えるので、今はどうかそっとして置いてください」と言っていました。
私、杏さんの「小さな子供たちがおります」という言葉が、すごく胸に染みました。
自分も不本意な注目を浴びて辛いはずですが、何より子供たちを守ることを優先して考えているのだと思います。
そして実際にそのような行動を取れるのは、母としての本能によるものだけではなく、理性による決心が大きいのだろうと感じました。
女性だって自動的に慈悲深い母親になれるわけじゃありませんから、そこには必ず親としての務めを果たそうとする理性による努力があるはずです。
私は、男女問わず子供を保護する義務がある期間は、親とはそうあるべきだと思っています。
そうする覚悟がないのなら子供を持たないほうがいいし、簡単に子供が欲しいなんて口にすべきではない。
子無しの私が言っても説得力がないでしょうが、事前にそこまで考える人間もいるのだということで、一意見として受け取っていただければ。
東出さんはこの点、大人にも夫にも父にも成りきれなかったんですね。
自分の享楽を優先して、妻と子供を蔑ろにしたわけですから。
不倫相手の責任について
一番罪が重いのは東出さんですが、唐田さんもどうかと思います。
理性的に物事を考え、情に流されず適切な判断をすること。
辛いし、苦しいと思いますが、それができる年齢であったはずです。
そもそも、例え若くてもまともな感覚の持ち主であったならば、既婚者からアプローチを受けた時点で不信感モリモリでドン引きすると思うんですね。
それに、これって本来すごく腹立たしいことだと思うんですよ。
やらかす人たちは「自分に性的魅力があるから既婚者からもアプローチを受ける」と思いがちですが、突き詰めれば「押せばヤレそう」と舐められているだけでしょう。
(実際、私の知人(♀)に不貞行為直前までいった人がいますが、一線を越えることを頑なに拒んだら「真面目だね(笑)」と言われて去られたそうです。当然向こうは離婚もせず自分の家庭に帰っていきました。)
それなのに誘惑に負けて一線を越えてしまうというのは、相当のことだと思います。
彼女がよっぽど愚かであったか、それほどまでに強い想いであったか。
しかし、もしどうしても押し留められないほどの感情ならば、断固として相手に離婚するなりの誠実な対応を求めるべきだったんです(まず応じないと思いますが)。
それは、自分自身の尊厳を守ることにも直結しています。シャンとして断れてこそ、魅力的な女性です。
それをさせずに相手の中途半端な態度に翻弄されて不貞行為に走ったのは、情欲と性欲に流された彼女の落ち度です(恋だとか愛だとか綺麗な表現は使うべきではない)。
東出氏のせいではありません。彼女自身の責任です。
そして何より、両者共にひとつの家庭を崩壊させた罪は重いと思います。
奥さんと子供はどんなに傷ついたか。そしてこれからも傷つき続けるか。
一般家庭であれば、経済的な問題もあります。
だから民法で不倫は違法に当たるわけで、二人とも杏さんから慰謝料を請求されても何一つ文句は言えません。
それだけ家庭を持つことには大きな責任が生じていると言うわけです。
やっちゃいけないことは、やっちゃいけないのです。
だから、それを理解せず彼等を擁護している某芸人さんとかは、潔く独身貴族を貫けばよいのです。
どうしても自分を甘やかすことを優先したいのなら、誰かを傷つけたり、巻き込んだりする前に、人と生きることを諦めること。
とは言え、私は例え独身貴族であっても元zozo社長のような生き方は断固反対です。
私生児を持つ彼は例え養育費を払っていたとしても父親としての義務を果たしていませんから。
何がなんでも自由に生きたいのなら、そこに特定の女性や子供を巻き込まないであげてほしい。
家庭は社会の縮図
以下は完全に個人的意見なので流していただいて結構です。
家庭って夫婦二人から始まるので恋愛の延長線上であるケースが多いと思うけど、一度夫婦になったらそこは家庭になり、家庭は社会の縮図だと私は考えています。
社会ではそれぞれに義務があり、責任があります。
それらが果たされてこそ、家庭が円満に運営されるのだと思います。
しかし、家庭はまるっきり社会と同じというわけではなく(それでは無機質すぎますから)、愛がなければ成り立たないものであるとも考えます。
だから、恋人同士の間にあった恋愛感情を、夫婦になったら徐々に愛に昇華させていく必要があるわけです。
とは言え結婚したからといって恋愛感情が消滅するわけではなく、私は今でも夫にそういう感情をたくさん持ち合わせていますし、できればいつまでもこの気持ちを失いたくないとも思っています。
失わないまま(小さくはなるでしょうが)、夫婦の間にあるものを愛情にシフトしていきたいのです。
そのためにはお互いの努力が絶対に必要です。
これをはっきり意識しなくても自然とできる人たちは、センスが良いんだろうな。
恋愛感情(純粋な「好き」という感情)は自己中心的な要素を多く含んでいるので、恋愛を愛に発展させられないのなら、どこかで家庭の在り方に歪みが生じると思います。
特に途中で子供が介入してきたら、親は基本的に子供の方により注力しますから。
例えお互いに対する関心が一時的に薄れても、協力して家庭を運営しようと思えるかどうかは愛があるかどうかに係ってるのではないでしょうか。
不倫は恋でも愛でもない、ただの不貞行為だ
私は、愛は理性だと教えられました。
理性によって制御できないのなら、それはただの利己的な欲望です。
純粋な恋愛と呼べるのは、お互いがフリーであるケースだけです。
そして愛を育めないのなら(育む気がないのなら)、初めから家庭なんか持たなきゃ良いのです。
外での自由な恋愛と家庭、どちらも欲しがるなんてもってのほか、身の程知りましょうよ。
・・・と、私の文章は本当くどくて長いんだなあ。
ちゃんと推敲すべきですね。
キツい言葉を並べ立てましたが、外野中の外野である自分が芸能人を感情的に叩くつもりは毛頭ありません。
ただ、ちらほらと不倫擁護の意見が見受けられるので、そういう人たちに対して「いやいや・・・」とは思っています。
そして、自分の心の声の整理のためにも、考えを書き出してみました。
あしからず、と言うことで。