※個人的な体調のことになります。
先日、朝起きたら強烈なめまいに襲われました。
めまいって普通数秒経ったら治まりますよね。
でも、今回体験したのは起ちあがって動いているとずっとグルグル視界が回るようなめまいが続く感じで、すぐに乗り物酔いのような状態になって気持ち悪くなってしまいました。
こんなことは初めてで、なんとか頑張って仕事に行こうかと思ったけど、そもそも真っ直ぐ歩けないので断念。
ちょうど生理の時期だったこともあり、貧血だろうかと思って内科に行ってみたのですがそれが原因ではないだろうとのこと(この時期の内科は足を踏み入れるのも怖いですね・・)。
「症状が数日続くようなら耳鼻科に相談してみて」と言われ、吐き気止めをもらったのですが翌日も良くならず、仕事にずっと行けないのも困るので間を置かずに耳鼻科に行くことにしました。
そして色々と検査した結果、【良性発作性頭位めまい症】という病名がついてしまいました。
耳の中の耳石というものが三半規管の中に落ちて、体は傾いていないのに脳に「傾いてるよー」とい信号を送って平均感覚を狂わすらしいです。
中高年の女性に多い病気らしいんですけど、本来性別年齢問わず頭を動かさず長時間同じ姿勢でいる人がなるそうです。
デスクワークの人とか、寝返りを打たない人とか。
私は確かにデスクワークだけど全く長時間動かないわけではないので、寝返りかなあ?
あとは、寝ながらテレビとか(やらないけど)長時間のスマホとかも辞めたほうがいいらしい。
読書もダメなのだろうか?
強いめまいと吐き気は一時的に薬で紛らわすことができるけど、三半規管に落ちた耳石を溶かすような特効薬が無いので、根本的な解決にはならず。
できることは、耳石を元の場所に戻すための運動だけだそうです。
意識的に頭を動かして、ずっと同じ姿勢にならないようにすること。うーん漠然としている・・・。
ぽかんと聞いていたら、先生が、「自分も同じ病気なので職場に来たら毎朝腹筋するようにしてる」「何か心配なことがあったらまた来て下さい。励まします」と言ってくださいました。
励ましてくれるそうです(笑)
ともあれ、脳に何かあるとか、メニエール病とか、そういうことではなかったので良かったです。
長時間のめまいを初めて体験したのですが、たかがめまい、と思ったけどすごく辛いです。
食欲も落ちますし、私の場合嘔吐を伴うものだったので余計しんどかった。
とりあえず3日目の朝は、頭を動かす運動をしてから起き上がったら昨日おとといよりはずっとマシで、なんとかなりそうだったので仕事に行くことにしました。
最後に先生からは、「今治まったとしても再発しやすい病気なので、継続して運動は続けてください。老い先長いからね」と言われました。
これは持病持ちになったということでしょうか。
そんな大袈裟なものじゃないとは思うけど、まいったな。
子供の頃は考えたこともなかったけど、このくらいの歳になると体にガタが来ることもちらほら増えてきたので、きちんと意識して体調管理することが大切だなと思いました。
たぶん、適当に暮らしてても元気でいられる時代は過ぎ去ってしまったのだ・・。
健康は尊い。
健康診断も、いずれ受けることになるであろう人間ドッグも、毎年真面目に受けよう。
歯医者も行こう。
不安があれば婦人科も怖がらず行こう。
杞憂でも、ちゃんと検査することは大切だと実感する2020年初頭でした。