ミスの繰り返しを防止する努力を放棄するのは損だと思う

昨年の中頃、新しい仕事がちょこちょこと増えた時に担当の配置換えがあったのですが、とある同僚に対して、私が自分の抱えている仕事の一部を引継ぎをしなければならなくなりました。

私の教え方にも問題があるのかもしれないけど、もう引き継いでから半年以上経つのに同僚は未だに仕事の全貌が掴めていないようで、初歩的なミスを度々します(その度に他の同僚からも注意を受けたり再度説明されたりしても、またミスをする)。

全体の流れが理解できていて、落ち着いて判断すれば問題無く自力で処理できる内容の業務だと私は思ってるので、何でこの人いつまで経ってもわからんのだろう・・? と、ついつい思っちゃうんですよね。

簡単なマニュアルもあるし、細かいやり方やローカルルール等は口頭やメールでもお伝えしているのに。



思うに、そういう人って自分の頭の中で情報を上手く整理することができない(その術もわからない)、且つアウトプットも上手くできないんだろうな・・と思います。

脳の構造上の問題ならば本人の所為ではないけど、特に問題がない人の中には単に訓練不足である人もいて、同僚は後者かなと私は思ってます。

相手が結構年上の後輩で、こういう基礎的なスキルは私が教えることでもないと思うので黙ってるのですが・・・。(そもそも私だってダメなところがいっぱいあって偉そうに言えないし)



ただ疑問なのは、その同僚は「昇進したい」という気持ちはあるようで、現在進行形で大学院にまで行って勉強しているし、且つ昇進試験も年一で受け続けているということです。

単純に、そこ頑張るなら、今現在与えられた仕事も頑張ろうよって思う。

与えられた仕事をしっかりしないのに、昇進はしたいからその勉強は一生懸命やるって、ちょっとおかしいですよね。

要するに自分がやりたいことしかしたくないということなんだろうけど、私もそういうタイプなので気持ちはわかりますが、仕事として担っているのならそういうわけにはいかないと思う。


特に最近は、勉強が大変で~と言っているのを時々聞くし、仕事中も参考書を読んでいるのを見かけたりするけど(本気で暇な時はそういうのもアリな緩い職場なので)、あなたその前にちゃんと新しい仕事のマニュアル読み込んだりとかすれば? って思っちゃう。

実際、皆内職するにしてもやることやってからにしていると思うし。



そんなことを時折考えながら過ごしていたら、その同僚がちょっと大きなミスをやらかしちゃいまして。

それが、私が依頼した、わりと最近増えた新しい仕事だったので、私も上司から事情聴取を受けました・・(苦笑)


そもそも私が何故慣れていない同僚に処理を依頼したのかと言うと、その新しい仕事は彼女にも関わりある内容なのに(担当の線引きが曖昧なものだったとは言え)、放っておけば他の人が処理してくれるからと言って、いつまでも自ら着手する様子が見受けられなかったからです。

元々そういうところがある人で、普段から全員共通の業務の内、ほんっっとうに簡単で楽な仕事はせっせとやってくれるんだけど、ちょっと複雑化したり責任が重くなりそうだったりすると、一切手をつけようとしないのです。

これは、誰にも振らなければやらないつもりだな・・(同担当業務の前後関係を知るためにもやった方が絶対に良い)(こういうのをやらないからいつまでも仕事の一面しか見えていない)とふと思ったので、途中から別の人のチェックが必要になった段階で彼女に「お願い」したのです。


その時の同僚の第一声は、ちょっと嫌そうに渡した書類を睨んだ後、「・・・私、それやったことないんですよね~」でした。

いや、知らんがなって思いました。

上司が新マニュアルも用意してくれているし、すでに他の人達は皆着手している仕事なので、「やったことない」なんて甘えだと思うし、私が彼女の立場なら絶対に言わない。

何でだろうな、何故か、やったことがない仕事をやりたがらないのですよね。

むしろ、その仕事が新しいうちにどんどんやってみて身につけた方が絶対良いと思うんだけど。



後日、上司からは「ヒューマンエラーは当然あることだからミス自体は仕方ないけど、出来る限り気をつけましょう」と改めて注意喚起があり、対策案も色々出していただいて、ひとまずその指示通りに仕事を進めることにで一旦収まったのでした。

とは言えやり方は定まったものの、仕事をしながらも細かい調整が再度必要になってきたので、私が一部業務を共有している例の同僚さんに声をかけたところ、私が手にしている仕事が「例のヤツ」だと分かった途端彼女にもんのすごい嫌な顔をされたんですね(笑)

そして一言「もうその仕事二度と触りたくない」と言われました。


ひとつフォローすると、普段はその同僚サンと結構仲良くやってるんです。いい人だし。

で、仲良くなると軽口みたいなものも増えるじゃないですか。

その一貫だったのだろうと、悪意はないのだろうということはわかったのですが、さすがにイラッときて、「いや、何か頼みたいんじゃなくて(情報共有をしておきたいことがあるだけ)」と強めにタメ口で言い返してしまいました。後悔はしてない・・・。


ちなみに、傍でやり取りを聞いていた上司が、同僚に対して「いや、全員でやる仕事ですよ~」と注意もしてくれましたが。

後で様子を見たら、もしかしたら更に上司に何か言われたのか、私にキツく言われたことが辛かったのか、同僚はちょっと泣いてました。


いい歳して職場で泣くんじゃないよって気持ちもあるし、そもそもミスを責められているのではなく、ミスを繰り返さない様に努力することを放棄していることを咎められているのに、どうやらその違いがわかってなさそうだなと思いました。

これって結構重大な違いだと思うんだけど。


これも、私がそんなことまで指摘して直させるような立場では無いと思うので、それ以上何も言いませんでしたが、私としては同僚のやり方は逆に「損」だと思うのです。

仕事って慣れてないうちに色んな事を経験しておいた方が、基本的には周りの人も気にかけてくれるし、快く助けてくれるもの。

それを「失敗したくない」というプライドが邪魔してやるべきことをやらなかったら、どんどんどうすれば良いかわからなくなっていってしまうのに。

まあ、年の功でこういうスタンスでも上手に逃げ続けられる人もいると思いますが、絶対に傍にいる人は少なからずそういうズルい部分に気付いて信用を失うと思うので、どっちにしろ本人にとって「損」に違いはありません。


とは言え、心の中で色々思うだけで何かアクションを起こすわけではないので、そういう人達のことを反面教師と思って、自分はこれからも最低限の誠意を持って仕事をしようと思います・・・。

以上、ただの愚痴でした。